色彩の基本理論
トーン(色調)とは
色の三属性の内、明度(明るさ)と彩度(あざやかさ)の二つの属性をまとめて、形容詞で表現したものをトーンと言います。日本語では「色調」と訳されます。
色相(赤み・青み等)が異なっても、トーンを同じにすれば、色の調子としては共通した印象を作ることができます。
色を表現するシステムには様々ありますが、当サイトでは、CCIC(The Chamber ofCommerce & Industry Color Coordination Chart:商工会議所カラーコーディネーション・チャート)の色彩体系を採り入れて 色味を表現することにします。
これは カラーコーディネートやデザインの配色実務に適合することを目的に開発された表色系で、色相とトーンの概念をわかりやすく説明するために作られています。カラーコーディネーター検定試験ではこのチャートを用いる問題が出題されています。

CCICトーンは 21の有彩色分割と、無彩色の10分割の、合計31分割で表現されます。トーン記号は それぞれのトーンを表す英語形容詞を略した2文字で略号化されています。

CCICでは、有彩色の場合上記色相環とトーン記号を組み合わせて、
ビビッド・レッド … vv-R3
ペール・ブルー … pl-B3
のように色を表示しています。
また、無彩色の場合は、明度(白み・黒み)を表すため、マンセル明度(※-1)からとった数値をあわせて、
白 … Wt(95)
明るい灰色 … lG(70)
のように表示します。
※-1
マンセル表色系では 明度で、明度10が最も明るい完全反射の理想の白、明度0が最も暗い完全吸収の理想の黒として、その間を10段階に細分しています。CCICではマンセル明度を1桁上げた数値、0〜100(実際に使用するのは10〜95)で明度差を表現します。
