WEBの色彩デザイン

紫のイメージ

 色には、瞬間的にどのような内容であるかをイメージとして伝達することができるという特徴があります。具体的な内容を閲覧する以前に、そこで訴えかけたいことのイメージを強調できます。人の印象に強く残るデザインにするために、色を効果的に使うことが重要です。

 ここでは、紫をキーカラーをしたWebサイトが与えるイメージをまとめていきます。

紫から連想するもの

 色から連想するもの・感覚は、個人的な嗜好などによる個人差のあるものもありますが、年齢、性別、国籍、風土など共通点を持つ集団の中で普遍的な特徴として連想されるものもあります。
色を使用する際には、「人が一般的にいだく感覚」を意識して検討することも重要です。

紫は古今東西を問わず高貴な色とされてきました。古代ヨーロッパでは紫貝、日本では紫草の根を用いて抽出されていた色で、希少だったため極めて高価な色でした。権力を象徴すると共に虚飾を表すともいわれます。
【色の具体的連想】 ぶどう なす 風呂敷 すみれ 桔梗 あやめ
【色の抽象的連想】 高貴 不安 不健康 優雅 嫉妬 神秘 ミステリアス 繊細

紫のサイトイメージ

 基本カラーのバリエーションに 他系統の色みを組み合わせた ひな形的サイトイメージのサンプルを検討してみます。参考値として、配した色をHTML用16進数で表記しましたが、閲覧環境によって色の見えの違い、またそれによるイメージの違和感などが生じますので、あくまでもご参考としてご覧下さい。

サンプルイメージ : 高貴 神秘的 

配色イメージ

紫自体が高貴な印象を持たれる色なので、ダークな配色を組み合わせることで 高級感がでます。ただし、全体として重々しくなりすぎるきらいがあるので、内容の可読性を保持することも重要です。

サンプルイメージ : エレガント 上品な

配色イメージ

青紫系統の色は さまざまな印象を与える紫の中でも 品のある印象を与えます。ピンクに寄ると子どもっぽい印象になってしまうので、色の抽出に気をつけながら配色するべきです。

サンプルイメージ : 個性的 豪華な

配色イメージ

隣り合った色相関係の紫を組み合わせたり、若干トーンを抑えた赤や紫がかった黒などとの配色で、豪華、高級な印象を与えることができます。コントラストを楽しめるポイントカラーを上手く配して、個性を演出することも可能です。

サンプルイメージ : 派手 妖艶

配色イメージ

彩度が高い紫やピンクの組み合わせは 色相的にはマッチしますが、下品な印象も与えかねません。色相差を抑えることで落ち着きが出ますので、派手な中にも大人の女性を感じさせる落ち着きを表現できる色を選択する必要があります。

◆ 次の Webイメージは こちら:黒のイメージ

◆ 紫の色名とサンプルは こちら:紫系統 をご参照下さい